私にとっての「前向き」とは

 

西畑大吾

大西流星

道枝駿佑

長尾謙杜

高橋恭平

藤原丈一郎

大橋和也

 

この7人で「なにわ男子」

だと告げられたのは2018年10月のこと。

 

 

1番初めに湧き出た感情は間違いなく「喜び」でした。素直に、嬉しかった。

 

 

そのいちばんの理由は

 

「アイドル 西畑大吾

 

を私はまだ見ていられる、ということ。どう足掻いたって言い聞かせてみたって、1番大好きなアイドル姿の大吾のことを諦めなくて良いんだ、ということ。

 

 

関西ジャニーズJr.の中でお芝居の仕事がダントツ多かった彼が、この先更にお芝居の仕事が増えて、キャリアも実力も身につけていくなら。

そう遠くない将来、歌って踊るアイドルの彼には会えなくなってしまうかもしれない。大好きな松竹座の舞台上に、大好きな彼の姿はなくなるのかもしれない。

しばらくの間ひっそりとそんな不安を抱えてちょっと曇った心に差した私にとっての希望の光が「なにわ男子」の結成だった。

 

 

 

「康二くんと組んで活動してほしい」

 

所謂こじだいが大好きな私は、その気持ちも持っていたけど、私の好きなこじだいって同じグループで活動している姿より、仲間なんだけど隣同士のエリアでお互いが頭張ってるライバルって構図がしっくりくる。

同じグループに居なくたってこじだいはこじだい。よりライバルの構図が見えそうで良いじゃん。よりこじだいっぽくね?

康二くんと組んでほしいという気持ちは、割とすんなりしまうことができた。

 

康二くんと組むことは叶わなかったけど、

丈くんが同じグループに、いる。

 

私が常々口にしていたのが、

「大吾の近くに、康二くんと丈くんがいてほしい」

それが半分、叶っている。

義理人情が無いわけじゃ決してない。でも仕事は仕事だと割り切ることができて表に立つ人間として自分のために高みを目指すことのできる人(だと私は思っている)。伊達に長くジャニーズJr.やってない。そんな丈くんが大吾にとってプラスにならないわけない。

2016年「ANOTHER」、映画「お笑いスター誕生!」2人の距離がぐっと近付いたこの2つの仕事は、今でも2人の関係を支えてくれていると思う。

 

随分後輩であるはずの大吾の後ろで踊ってくれていたことがあった。丈くんにとってはもしかしたら悔しい瞬間があったかもしれない。私には分からないけど、ただその姿を見たときに、今後大吾と一緒に活動していく人の中に丈くんはきっと含まれる。そんな確信めいたものが私の中に生まれたこともあった。この予感が未来で現実になっていてほしい、叶えばいいな、と思っていた。

これも、「喜び」の要因のひとつだと思う。

 

最年長の丈くん、その1つ下の大吾。

年長として括られる2人に、なにわ男子のこれからを託したい。グループの結束、意識の高さ、愛し愛され方。お互いを思いやり尊重しあえる2人、尊敬しあい支え合えている2人なら、このグループをより良い方向へ進めて行ってくれる。もちろん2人だけの頑張りがグループを良くするなんてこれっぽっちも思っていない。

 

「なにわ男子」は7人。

 

大吾が大切にする「うちの」メンバーひとりひとりはとても愛おしいし大事な存在。それぞれの良いところも知っているし頑張ってるところもたくさんある。

みんなの爪先それぞれが同じ方向を向いて、足並みを揃えて進んでいけますように。

その方向と足並みを揃えられる2人でいてほしいな。

 

 

なにわ男子のセンターとして赤色を纏い歩き始めた大吾。個人戦でありながらも全員で戦っていた関西ジャニーズJr.におけるセンターとは違う、1グループを背負って立つ役割。喜びの反面、とてつもない重圧も感じているはず。

 

関西のセンターと呼ばれることに違和感を感じたこともあった。

孤独を感じたこともあった。

自分の華のなさを悩んだこともあった。

 

それでもやり遂げ、もうひとつの大きな大きな立ち位置を掴んだ君なのだから、何も心配いらないよ。

 

君となにわ男子を愛している人たちがたくさんいる。

孤独なんかじゃないとちゃんと気付けた君はきっとさらに強くなったはず。

 

関西ジャニーズJr.

なにわ男子

 

君の居場所は、紛れもなくそこにあるから。

 

思うように。やりたいように。

無理をしたいならすればいい。

でもちゃんと、自分を大事にしてね。

 

昔から変わらず何度も送ってきたこれらの言葉を改めて、なにわ男子の西畑大吾にも送りたい。

 

不安が立ち込めていたって君はいつでも前向きで。そんな君の姿と言葉に何度も励まされ引っ張りあげられてきた。

 

だから君がどこに向かっていようと、例え一寸先が闇だったとしても、信じてついていくことに迷いはない。君が強い気持ちを持って一歩踏み出したその方向こそ、

 

私にとっての「前向き」になるんだよ。